「スポーツ選手に対する鍼灸手技療法・テーピング」をテーマに令和5年(2023年)9月24日(日)埼玉会館にて研修会が行われました。対面と後日オンデマンドによるハイブリッド開催。

近藤宏先生司会進行のもと、第一部金子泰久 先生 第二部玉井 伸典 先生お二人の講師の先生がご講演くださいました。

第一部「スポーツ鍼灸の現場と背景となるエビデンス」ではオリンピックボランティア活動報告に始まり、マラソンランナー、トライアスロン選手に対する鍼活用例等、興味深い内容でした。特にランナーの鍼受療率の高さは今後の活動を刺激するデータでした。

第二部「下腿・足部を中心とした伸縮性キネシオテーピング実技」 足底筋膜、下腿三頭筋、足関節等への機能補助を目的としたテーピングを紹介いただきました。先生実演後、参加者全員参加にてテーピング練習会。テンションの掛け方等細かな注意点を丁寧に指導いただきました。

研修会を通して総括

「スポーツ」と「鍼」、「ボランティア活動のあり方」を再確認できました。11月4日(土)5日(日)深谷市総合体育館で開催する「第3回全日本社会人バスケットボールフレンドリーシップ60」での鍼・マッサージボランティア活動を控えた埼玉県鍼灸マッサージ師会としても即現場で役立つ内容に大満足の研修会となりました。

参加者:加藤 孝太