平成30年2月11日(日)、埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターにおいて、視覚障害者に対するガイドヘルプに関する講義および実技実習を開催しました。

きっかけは当会会員の視覚に障害を持つ先生が駅のホームから転落し命を落とす痛ましい事故が起きたことに始まるが、さらに講習会では一人でも多くの方が視覚障害者の方への誘導方法などについて知識や技術を習得し、視覚障害及び視覚障害者に対しての理解を深めることで、より良い共生社会を実現できればとの思いで開催しました。

当日は101名の参加者で、全鍼師会の仲澤視覚障害局長をはじめ国会議員や県議会議員市議会議員にもご参加いただきました。

講師は国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局第一自律訓練部視覚機能訓練課長の白浜一先生、機能訓練専門職の佐々木桂先生の2名にお願いし、講習内容は実技の時間を多く取り入れた具体的でわかりやすい内容のものとなり、参加者からは「とても役に立った」「すぐにでも実践してみたい」等、多くのメッセージをいただきました。

このような取り組みが全国的にも広がれば幸いです。